このコロナ禍で更に流行り注目されたヘアカラー
『バレイヤージュカラー』
こんにちわ。
表参道のフリーランス美容師専用サロンで日々頑張らせて頂いています。
TAKEMI【タケミ】と言います。
このブログではコロナ禍で更に流行ったカラーリング方法
【バレイヤージュカラー】
ハイライトやグラデーションよりも、
自然な立体感で毛流れを作り外国人風ヘアーになれるカラーリング方法。
それはカラーの塗り方にあった!
バレイヤージュの入れ方を簡単に、
外国人風カラーで海外女性のような魅力的で女性らしいヘアスタイルを
【写真と動画】来店状態から仕上がり完成までお届けします。
改めてハイライトとの違いや、美容室に行って注文の失敗をしないために気をつけるポイントなどもご紹介していきたいと思います。
①バレイヤージュとハイライト&グラデーションとの違い
ハイライトは根本から毛先にかけて1っ本ずつラインを全体的にいれる技法。
グラデーションは真ん中から毛先にかけて全てブリーチなどで明るくする技法。
バレイヤージュはグラデーションのように毛先を全て明るくしてあり、
ハイライトのように根本からラインが入っている。
グラデーションとハイライトの良いとこどりをしたようなカラー技法です。
図のようにバレイヤージュの塗り方は、根元〜毛先にかけて
【Vの字】または【Wの字】型に明るいが色塗られています。
②プリンにならない理由&実際にやってみた
上の図でもお分かり頂けるようにバレイヤージュは根本から
ブリーチ【ライン】を入れているのにもかかわらずハイライトの様にべったり入れるのではなく筆で書いたようにシュルッと入れるので時間が経ってもブリーチと地毛の境目が出ません。
またブリーチでベースを作り一度お流ししてからお好みの色【カラー】を入れていくのですが、その際も根本は暗め、毛先は明るめの薬剤を入れますので、
ダブルで根本プリンにならない対策が出来ます。
こちらは前回バレイヤージュをし4ヶ月放置した状態です。
来店直前はカラーシャンプーは控えて頂きました。
【普段はカラーシャンプーなどして頂きご自宅でセルフで黄色を抑えて頂いています】
今回ブリーチ直後のまだ色を入れていない状態。
根本に明るいところが無くなっていたのでバレイヤージュのリタッチと
更に毛先を柔らかい色味にしたいのでオレンジ味がなくなるまで抜きました。
◆仕上がり写真
地毛の明るさを少し残しつつ今回新たに入れたバレイヤージュ部分はグレージュに。
写真でも分かるように、
バレイヤージュは元々地毛や根元の暗さを活かしながら行うカラーの技法なのでした、
プリンにならない理由としては、
カラーしている部分としていない部分の境目が綺麗にボケているので時間が経っても汚くなりづらいです。
また実際に頭皮にほとんど薬液が着かないのでカラー、
特にブリーチなどがシミやすい方にもオススメです。
仕上がり写真はストレートとコテ巻きした状態ですが、
どちらも立体感が出るのでセットも楽チンですし、
メンテナンスも日々ご自宅でカラーシャンプーなどをしていただければ、
ご自身でもそれなりにカラー維持できる点や
一度入れれば半年ほどはメンテナンスカラーなどで、
お色の入れ直しをするだけでしばらくブリーチをする事なく
お気に入りのカラーを楽しめます。
③白髪染めも出来る【白髪ぼかしにもなる】
インスタグラムやメールでよく頂くご質問
白髪があるのですが、こういったヘアカラーは私でも出来ますか?
答えは【YES】です。
実際には僕個人のお客様の割合ですと白髪染めしながら
バレイヤージュをしている方がほとんどです。
根本は白髪染しながらするのです。
ただ白髪ぞめしながらのバレイヤージュは根本を黒にはしません。
というのも
根本を黒にしてしまうと次に生えてきた白髪がとっても目立ってしまいます。
その為には極力根元は明るめの白髪染め【ブラウン】などにし、
毛先をベージュ系などで染めてあげるのがベスト。
毛先を明るくする事で自分や、他人からみた時に
目線が根本ではなく、
毛先にいくので気になりにくいのです。
実際には本当に白髪をぼかしているというよりは、
目の錯覚【視線誘導】で目立ちにくくしている感じです。
上の図が両者とも前回バレイヤージュしてから白髪が伸びてきた状態。
左側が根本を明るめで白髪染めしバレイヤージュ
右側が根本を暗めで白髪染めしバレイヤージュ
二つを比べてみると分かると思いますが、
明るめで染めている方は全体的に何色も混ざっていて根本から【白、黒、茶、毛先】
とグラデーションの層が多いので根元の白髪に目がいきにくい。
それと比べて
根本を暗めに白髪染めした右側は【白、黒、毛先】
と茶色のグラデーションの層が1つ少ないので黒と白髪のコントラストが強く感じてしまうきがする。
ただ一つ気をつけて頂きたいのが、
今まで散々バレイヤージュは放置できて根本のプリンが目立ちにくと
上記で述べていたが、
白髪染めに至っては全くの逆である。
これは考え方によると思いますが、
白髪がない方とは別で白髪がある方は根本が伸びてきた時に
白髪が目立ちにくく黒い部分に目がいく方が若々しく見えて良いのではと思う。
実際に明るめで染め始めたお客様は皆さん次回ご来店になった際
いつもより白髪が気になりだすのが遅かったと感想頂きます。
④美容室で気をつける事
【美容室選び、オーダー&初めてやる時の自分のカラー履歴】
◆美容室、美容師さん選び方
バレイヤージュは、
通常のカラーとは違いブリーチを使うカラーや
ハケの扱いホイルワークなどにかなりの技量と経験が求められます。
普段あまりオーダー受けていないヘアサロンに行くと
汚くムラができ失敗することも多いです。
ではどうするか?
失敗しないためには、
事前にSNSやインターネットでバレイヤージュカラーを得意とする美容師さんを見つけ、
指名することがベスト。
ホットペッパーはバレイヤージュのカラーメニューが掲載されていてブログなどで多くUP
されているサロンはバレイヤージュに自信があるサロンだと言えます。
ただこれも気をつけて欲しいのが、
サロンでバレイヤージュのメニューやクーポンの掲載があっても、
スタイリストによってなかなかニュアンスが変わってくるので、
指名は絶対した方がよいです。
◆オーダーの仕方&初めてやる時の自分のカラー履歴
これについてはバレイヤージュは今現在のお客様の髪の毛の状態、
これまでのカラー履歴【ブリーチ歴や白髪染め歴、ダークトーン履歴】
が仕上がりや一度の来店で出来る範囲の限界、
今回のご来店どこまで希望に添えるかが決まりますのである程度
仕上がり目標を立て実際に来店した際に担当スタイリストさんとしっかりカウンセリング
することをオススメします。
⑤バレイヤージュカラー【費用・所要時間】
◆費用【相場】
これもなかなかピンキリなのですが、
だいたい15000~25000円の間かと思います。
【バレイヤージュ1回分とオンカラー】
当然ブリーチの回数が2、3回と増えるにつれ料金はプラスされます。
余談ですがブリーチした上から更にブリーチを重ねる事を用語として
【追いブリーチ】と言います。
◆所用時間
2時間半〜4時間ほど
【細かく工程の多い作業なので、それなりに時間はかかります】
⑥実際のスタイル写真
◆定番切りっぱなしボブスタイル
◆ミディアム
◆セミロング
◆実はショートボブにもバレイヤージュは相性がよいです
最近流行りのハンサムショートなど
◆ホワイトシルバー系
ブリーチ回数は4〜6回程度
◆パールグレージュ系
ブリーチ回数3〜5回程度
◆ビビッドカラー系
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